世界で最も利用者数の多いSNSはFacebook(フェイスブック)で、20億人以上が利用しています。日本では、LINE、Twitter、Instagramには劣りますが、それでも約2,600万人もの人が利用していると言われ、特にビジネス用途やシニア層には高い人気を誇っています。
そんなFacebookにも動画広告を配信することができますので、今回はFacebookの動画広告について解説していきます。
Facebook動画広告には、大きく分けて次の3つの種類があります。
1)インストリーム
利用者が視聴する動画内で再生される動画広告を作成します。
2)フィード
利用者がアイデアとインスピレーションをシェアする場所で利用者にリーチします。
3)ストーリーズ
顧客と同じようにストーリーズを作成して注目を集めます。
1)スライドショー
スライドショーというのは、写真とテキストのみを使用して、魅力的なストーリーを動画で表現するものです。お手持ちの写真はもちろん、Facebookで使える無料のストック画像も使用できるのでお手軽に作ることができます。
スライドショーは簡単に作れますし、データ的にも軽いので高速通信に対応していなくても、動画に比べストレスなく観てもらえることができるのもメリットです。
2)ストーリーズ
ストーリーズというのは、ユーザーが気軽に投稿できる動画で、原則として24時間で削除されるものです。以下に特徴を挙げてみます。
①Facebook上から簡単に投稿でき、最大15秒までの動画で、保存しなければ24時間で自動的に削除されるため、気軽に投稿しやすいものです。
②タイムライン上部にあるストーリーズセクションに表示されるため、目立ちやすく、ユーザーが観たいものを自ら選んで視聴することができるものです。
③自分の投稿を閲覧した人を確認することができる機能があります。
上記のような特徴を持つストーリーズですが、広告としても配信することができます。投稿した動画を保存すれば24時間経過しても残すことができます。
Facebookで広告を打ちたいけど、手持ちの動画がなく、どのように動画を作ればいいか分からないという場合には、上記二つの方法で始めてみるというのはいかがでしょうか?
スライドショー広告の作り方については、Facebookのヘルプセンター内に解説されていますので、以下のリンクをご参照ください。
また、ストーリーズ広告の作り方については、以下のリンクをご参照ください。
本格的な動画を作って広告配信したいという場合には、ぜひ弊社までお問い合わせ・ご相談いただければと思います。
Facebook動画広告の料金設定には、2種類あります。
1)インプレッション課金(CPM)
Facebook動画広告におけるデフォルトの入札タイプで、ブランドインパクトを促進する場合に推奨される購入方法です。CPMと呼ばれる、1000回表示される毎に発生する料金のことで、単価は自動入札によって決められます。
インプレッション(CPM)課金オプションによる動画再生数の最適化を選択すると、インプレッション単価での支払いが選択されます。この入札タイプを選択した場合、動画を最低15秒、または動画が15秒未満の場合は全体の長さのほぼすべてを再生する可能性の高い利用者にリーチするよう広告が最適化されます。動画のインプレッションごとに、動画再生数が別にカウントされ、動画をリプレイした時間は除外されます。
15秒再生数の重要度に基づいてカスタム入札を設定するには、[予算と掲載期間] > [入札価格]セクションで、広告セットレベルで設定することができます。手動入札を設定する場合、設定した入札価格以上の予算が消化されることはあまりありませんが、可能性はあります。入札価格よりも予算の消化額が少なくなる場合もあります。インプレッション単価で支払いを選択した場合、常にインプレッション数に応じて課金されます。
2)ThruPlay課金
ThruPlay課金オプションによる動画再生数を選択すると、動画の15秒再生(アセットが15秒未満の場合はそれより短い再生)の単価での支払いが選択されます。
このオプションを選択するには:
広告マネージャを開き、動画の再生数アップキャンペーンを作成します。
広告セットレベルに移動して、[予算と掲載期間] > [請求のタイミング]で、[その他のオプション]をクリックします。
[ThruPlay]を選択します。
この入札タイプを選択した場合、動画を延べ15秒、または動画が15秒未満の場合は全体の長さすべてを再生する可能性の高い利用者にリーチするよう広告が最適化されます。カスタム入札価格を設定するオプションもあります。ThruPlay再生の単価は入札価格を超えることはありません。
ThruPlay再生の単価が入札価格を超えないようにする場合にのみ、この入札タイプを使用します。
上記1)、2)のいずれの場合も、ご自身で上限予算を決められるので、上限を超えて料金が発生することはありません。
以上、Facebook動画広告についての概要をご説明させていただきました。
Facebookは、実名登録で、年齢・性別といった情報の他にも、学歴・職歴や趣味嗜好等、様々な情報を保有しており、ターゲティングの精度が高いのが特長です。一方で、基本的にはFacebookを利用している人にしか届けられないというデメリットもあります。ですので、できるだけ無駄打ちを無くし、届けたい人にのみ届くような広告を考えている場合に有用だと考えています。
弊社では、Facebook広告のお手伝いはもちろん、Google、YouTubeやYahoo!など、より広い層に届きやすい広告媒体と組み合わせて実施することも可能です。
動画広告やその他一般の広告についてご検討の際は、ぜひ下記までお気軽にお問い合わせください。
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